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私達は3日のMSGライブをアメリカで見る計画を立てた。この日は9日のHollywoodに続き2日目である。Hollywoodからは Freewayで30分程度。街自体が大きくない様で、大きい通りに面しているGalaxy theaterを見つけるのは安易だった。
当日券(23.50$)をゲットする。その時に「食事はしますか?」との質問。へ
ぇ、ライブ前に食事する人もいるからなんだぁと単純に思い「いいえ」と答えた。これが後で会場に入る時にあんな状態だとはこの時は想像もつかなかった。
6時には開場するとの事だったのでその時間に行く。今日こそは一番前で観るぞ
!!と張り切って入場したが会場の中はテーブルに椅子がある。3段くらいの円形型のシートで何だか不思議。私達は真ん中の段にある席に通された。
ウェイトレスに「ライブが始まると一番下のテーブルと椅子は片づけられてスタンディングになるの?」と尋ねてみると「NO」との返事。訳の分からない私達はもう一度尋ねてみる。すると「ここは食事をしながらここの席で座ってみるのよ」との事・・・。そ、そんなぁ・・・。
という事で私達はこの日、マイケルのショーをディナーショーで見る(クリスマスで良くある例のディナーショー張りです)という事になってしまった。拳は?首振りは?そ、そんなぁ・・・。
開演の8時までは最低2ドリンクまで頼まなければならないというシステム通り2時間をコーラで紛らわす。私達の前の席は家族で来て食事をとっている。何だか不思議な光景である。
そして8時になりVINNIE MOORE・・・の前に今日は「Cooking Ghost」なる駆け出しのバンドの演奏がある。これは省きます。数曲を披露してVINNIE。9日と同じく10曲を演奏する。ヴィニーは相変わらず早弾きだ。だが演奏は安定している。リズム隊の2人は掛け持ち演奏。
10時過ぎにいよいよMSGが始まる。セットリストは皆様ご承知の通り。初日(
9日)はミスも多く、アンコールもしなかったので一抹の不安がよぎったが、今日は調子が良い様で安心する。マイケルもノっている。演奏も素晴らしい。でも立てない・・・。この日はかなり冷静ショーを見るという事になってしまった。
マイケルは全身黒ずくめでサングラスをしている。髪の毛も元どおりでやっぱりマイケルはこの方が似合っていると痛感。Vは3本あったが使用は多分1本のみ。ワウペダルがスイッチ式になっていた。これは今回初めて見ると思うのだが・・・???バリーは紫Tシャツに黒いタンクトップ(後ろにSHENCERと入っている)にGパン、シェーンはいつも通り上半身裸。バリーのメインは紫ベースで赤ベースと交互に使用、シェーンのバスドラがシングルになっていた。
素晴らしい演奏が続く。そしてインスト3連続。into the arenaではリズム隊のソロでマイケルはお決まりで身を引く。ステージが狭い為、アンプの後ろに控えていた。ステージは鹿鳴館(目黒)をちょっと広くした程度かな?
リズム隊は安定していてハイテクニックなのでいつ観ても安心して観れる。SAO
ご贔屓のバリーがこのツアーでは戻って来ていたのが嬉しい。ソロ部分は97年の来日の時と比べてちょっとアレンジが変わっている。特にシェーンはヴィニーとの兼任、ハードスケジュールという事もあってかなりの疲労が伺えたが、それでもパワフルで素晴らしいドラミングを披露してくれた。この2人に関しては息もあっていて最高のコンピだと思っている。
マイケルは黒いロングコートを脱ぎ、サングラスをはずして登場。
次のEssenceでは途中ちょっと走り気味になるがあまり気にならない程の良いプ
レイをしている。
次に新曲3曲続けだがハリウッドで7曲歌ったケリーはこの日は来なかったのでハリウッドの時の感想を・・・。新曲に関しては問題ないが私の個人的な意見で言えばCDの方の歌い方が好きだ。流石に「Another piece of meat」や「Asault attack」のクラウスやグラハムの高音は苦しい様で1オクターヴ低く歌ったりもしていた。まぁなかなか彼等の歌を上手いこなすVOは少ないと思うのだが・・・。
もう一人のキースに関してはパワーボーカルという感じ。(途中「on and on」
では挿入部をミスってました。)
マイケルの演奏では特に「Attack of the mad axeman」のソロが印象に残っている。(前奏は派手に間違ったが)
この日のサイン会はVinnieとの合間にありました。(ハリウッドでは無かった。)お腹の大きくなっていたリンダもずっと隣についてました。この日は見ませんでしたがうっちーさんのご指摘通りでマイケルは自分の車を自分で運転し移動、シェーンも自分の車で移動してました。バリーだけはツアバスに乗っていました。
また、ライブ中の撮影に関しては駄目、との通告がありましたが、ライブ中もフラッシュが光ってました。しかしマイケルの事を考慮した上で写真は一切撮っておりません。
♯これはSAO&YASの個人的見解で書いたモノです。その点はご理解、御了承下さい。
Thank you, SAO & YAS!