R.B. Arakiの
お気に入りアルバム

Updated on 12/31/1998


CD時代が到来するまでは、LPレコードのジャケットは「芸術」だった。懐かしき良き時代を今でも思い出す。

Patty Smyth/Patty Smyth (1992)

正直言ってPatty Smythなるシンガーについてはほとんど何も知らない。彼女がScandalというバンドのリードシンガーをやっていた時のシングル"Warrior"が好きだったくらいである。このCDはたまたま米国旅行から帰ってきた私の彼女がプレゼントしてくれたものであった(ロスのレコード屋の店員が当時人気のあったこのアルバムを薦めたから買ったらしい)。彼女には悪いが最初私は全く聴く気もしなかったのだが、なんかのきっかけで聴き始めてからは完全にこのアルバムにはまってしまった。このアルバムに収録されている全曲が素晴らしくかつキャッチーな曲である。ほとんどの曲がくどいくらいにAメロとBメロで構成されている。しかし、それがとったつけたような感じでなく非常に自然であるため、どの曲も非常に抑揚に富んだ構成になっている。とりわけ、"Sometimes Love Just Ain't Enough"と"I Should Be Laughing"という2曲のバラードは最高である。これらの曲のアレンジはアコースティックを強調した全くシンプルでありながら非常に美しいものであり、それがPattyの素晴らしいボーカルを一層際立たせている。彼女の歌唱もScandal時代と比べるとだいぶ「大人っぽく」なった。彼女のような才能あふれるシンガーがこのアルバムを出して以来新作アルバムを全く発表しないのが不思議でならない(最近彼女のベスト版が発売され、また彼女のシングル"Wish I Were You"が映画"Armageddon"のサウンドトラックに収録されたものの)。また、Don Henleyが "Mistake"と"Sometimes Love Just Ain't Enough"にゲスト参加し、あいかわらず非常に渋いボーカルを聴かせてくれている(後者はビルボードのアダルトコンテンポラリーチャートの1位ならびにポップチャートの2位を記録し、1993年のグラミー賞最優秀アダルトコンテンポラリー部門にノミネートされた)。 --- 12/31/1998 by R.B.

必聴曲!! :「I Should Be Laughing」 (Real Audio File)



... To Be Continued ...